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サウナはなぜ流行った?日本のサウナの歴史からブームが起こった理由を解説

皆さんはサウナが好きですか?
またどんなイメージを持っていますか?

サウナといえば、
・リフレッシュできる場所
・疲れをとる場所
・健康に良さそう
・美容に良さそう

といったイメージを思い浮かべる方は多いと思います。

私も現在は上記のようなイメージを持っていますが、10年くらい前までは

・昭和っぽい
・むさ苦しい
・おじさんが行くところ

といったイメージを持っていました。

そこで今回は、日本のサウナの歴史やブームが起こった理由について解説します。

日本で最初のサウナ

日本で最初にサウナができたのは、1957年(昭和32年)です。
かつて東京銀座にあった「東京温泉」という温浴施設の中に導入された、国産のサウナが始まりだと言われています。

サウナの創業者は、当時オリンピック選手だった許斐 氏利(このみ うじとし)氏で、参加したメルボルンオリンピックでフィンランドの選手が持っていたサウナを日本に持ち込み、独自のサウナを作りました。

東京温泉は、蒸し風呂やミルク風呂、キャバレー、麻雀クラブ、食堂酒場などの娯楽施設を備えた高級な入浴施設でしたが、1993年に閉館し、現在は残っていません。

第一次サウナブーム

日本にサウナが広がったのは、1964年(昭和39年)東京オリンピックの時です。

フィンランドの選手が選手村にサウナを持ち込んだことを、マスコミが取材したことにより世間からの注目を集めたのがきっかけと言われています。

当時、高度経済成長期にあった日本は、忙しく働く男性の疲労回復や、健康を目的として、カプセルホテルやスポーツ施設と一緒に併設され、サウナ施設がどんどん広まりました。

こういった歴史背景から、「サウナはおじさんが行くところ」というイメージが付いたそうです。

第二次サウナブーム

1980年代に入ると、お風呂だけでなく大衆演劇やカラオケなどの施設が入った「健康ランド」と呼ばれる入浴施設が、男性だけでなく女性や家族連れも楽しめるとして人気が増えました。

1990年代になると、「健康ランド」よりも気軽に利用できる「スーパー銭湯」が広まります。

サウナが併設された「健康ランド」や「スーパー銭湯」などの温浴施設ブームに伴い、第二次サウナブームがやってきます。

この頃の温浴施設はお風呂+αが重要視され、今では当たり前についている
・マッサージ
・食事処
・休憩スペース
が普及したのもこの頃だと言われています。

第三次サウナブーム

サウナについて描かれた漫画「サ道」が2016年に発表され、2019年のドラマ化によって第三次サウナブームが始まります。
2021年には「ととのう」が流行語大賞にノミネートされ、大注目されます。

こんなにサウナブームが起こったのは、現代のストレス社会とマッチしているからだと考えられます。

サウナは体だけでなく心のリフレッシュにもなるとされ、「健康効果」や「効果的な入り方」などが漫画、ドラマで可視化されたことにより大勢の人にその魅力が明確に伝わりサウナを求める方が増えたのです。

そして現在のサウナは、ただのサウナではなく、
・アウトドア×サウナ
・個室×サウナ
など様々な楽しみ方が増え、年配の方だけでなく若者の間でもとても人気になりました。

新しいサウナ施設

近年のサウナブームに伴い、弊社ではサウナのついた一棟貸しの宿、波空(HAKU)が新たにオープンしました。

目の前には赤沢海岸が広がるロケーションで、サウナの窓からは海を眺めることができ、水風呂はバイブラ付き。ととのいスペースには、座り心地の良い整い椅子と焚火の用意がございます。

サウナ以外にも、屋上には星空を楽しめるラウンジがあり、ルーフトップバーとしても楽しめます。

ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

<基本情報>
住所:静岡県伊東市赤沢28-2
電話:03-5786-3720

まとめ

今回は、日本のサウナの歴史からブームが起こった理由について解説しました。

サウナはうまく活用すれば、心身のリフレッシュ効果が期待できます。

様々なタイプのサウナ施設があるので、自分にあったサウナを見つけて楽しんでいきましょう!

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